憲法改正をめざす「憲法フォーラム」からのキーメッセージ
憲法改正を目指す「美しい日本の憲法をつくる国民の会」(櫻井よしこ共同代表)は5月3日「憲法フォーラム」をオンラインで開催しました。菅総理もビデオメッセージで参加し、自民党の下村博文政調会長や河野克俊前統合幕僚長らが講演しました。
憲法改正をめざす杉並自然保守としては、このフォーラムの前半部分におけるキーメッセージをまとめるとともに、「インデックス化」することで、YouTubeの動画(ノーカット)を素早く見るようにしました。
それぞれのメッセージのリンクをクリックすることで動画の該当部分にジャンプします。
西 修 駒澤大学名誉教授「憲法改正しない日本は異常な国家」
(世界の) 189ヵ国のうち(日本のように)国家緊急権条項がないのはわずか5ヵ国。1990年以降に限定すると104ヵ国で新しい憲法が制定されていますが104ヵ国全てに国家緊急権条項があります。
国防条項については、100万人以上の国で国防条項のない国は皆無。平和条項については、189ヵ国のうち161ヵ国に平和条項あり。
菅 義偉 総理 「憲法改正の主役は国民の皆様」
櫻井よしこ氏「憲法改正をしないで中国の影響下に入るのか?あり得ない」
そして、この憲法の中に自衛隊を書き込むことなど自民党の4案をご紹介くださいました。私たち民間憲法臨調は、以前より、一日も早く憲法改正をしなければならない。そして今の国際情勢を見るとですね、
もし首相の言葉が、言葉だけに終わったら、これは日本国という国は何なのだと米国から思われます。日米同盟の破綻につながるでしょう。もしくは米国はもう日本を相手にしなくなるでしょう。隣国は喜ぶかもしれない。
河野 克俊 氏 「自衛隊の違憲論が論理破綻をきたしている」
東日本大震災の時に米軍のトップから電話がかかってきて説教されました。
「お前ら何やってるんだ!この国家的危機に、命をなげうって(日本の)国民と国家を守るのは、軍隊すなわちお前たち(自衛隊)だろ!」
ヘリコプターで原発を上空から放水するという決死隊を送りこみました。メルトダウンを抑え込むことに貢献はしなかったのですが。これで米軍が動いた。そしてトモダチ作戦が展開された。
いま、よく尖閣諸島について、「日米安保条約第5条適用か?」ということについて「5条適用です」となりますが、、、
尖閣諸島を米軍が守ってくれると誤解している国民が多数います。いま申し上げたとおり、自衛隊が前面に立たない限り米軍は絶対に来ません。
参考情報