【よくわかる】4大政党の比較 – 自民・公明・立民・共産 (前編)

【よくわかる】4大政党の比較 – 自民・公明・立民・共産 (前編)

自民・公明・立民・共産の4大政党を比較してみた

今年2021年の秋には衆議院選挙が行われます。現在の菅政権は健闘していると思いますが、いまだに新型コロナウィルスが収束しない状況(執筆時点2021年8月)が逆風となっており、自民・公明の与党および政府に対する国民の不満も大きいのが現状です。野党の立民・共産は、コロナを逆手にとって現政権に対する攻撃を続けており、最近行われた横浜市長選において立民・共産が支援する候補が当選するなど、波乱含みの展開が各地で起こっています。また、今年の衆議院選挙においては立民と共産が手を組んで自民・公明の与党の打倒を狙うことが予想されます。

一方で、地方の選挙においても、国政の選挙においても、いまだに国民の多くは、各政党の政治的な狙いなどを理解せずに、候補の「雰囲気」で投票しているのが、日本の選挙の現実です。

そこで、本ブログ「杉並自然保守」では、今さらながら、政党ごとの「キャラ」や「特徴」がわかるように、自民・公明・立民・共産の4大政党について、「比較表」を作成してみました。

作成した表の全体像は以下のようになりますが、横並びで新たに見えてくる「発見」も多いです。

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与党・野党、支持率、思想など

現在、自民・公明が与党で、立民・共産は野党です。これは、民主党政権が終わった2012年末から続いています。

支持率を見ると、常に30~40%を獲得している自民と、それ以外、すなわち一桁の支持率しかない不人気の立民・共産・公明というのが現実です。立民と共産は「声が大きい」イメージがありますが、現実は、国民の多くから支持を得られない不人気の政党なのです。

それはなぜか?というと基本的な理由は、共産の場合はいうまでもなく「共産主義」の思想を持つ過激かつ危険な「負のイメージの政治団体」であること、立民は旧民主党として国民の信頼を失った「負のイメージの政治団体」だからでしょう。立民は共産のように、特定の強い思想はありませんが旧社会党の勢力が残っていて社会主義の思想の影響が色濃いです。

これに対して与党の自民には特に思想はありません。
一方で、与党の公明党はいうまでもなく「創価学会」の強い思想を持つ政党です。

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右か左か、支持基盤、強味、外国との関係など

共産はいうまでもなく左翼、しかも、「極左」です。かつてのような共産主義丸出しではありませんが、マルクスの思想をバイブルとしているため、国家を転覆させる「革命」を信条としています。立民は旧社会党からの流れにあり、今でも社会主義の影響が強いため、国家の弱体化させたいと考える左翼政党です。共産も立民も「民主主義」という言葉をよく使いますが、これは国家の力を弱めることによって、「民」が主になることを意味していて、通常の日本人の考える民主主義とは違います。したがって、共産と立民は、反国家、反政府、反現政権という方向性において協調しやすいのです。

一方で、公明は創価学会ファーストであるため、これも国家に権力、あるいは、国民の人気が集まることを嫌います。特に、天皇・皇室が日本人の心の支えになっていることは創価学会が崩したいところですし、同じく日本人が信じる神道は創価学会が敵視するものです。公明が左翼・反日的なのは、このような宗教の事情によるものです。

一方で、自民は基本的に保守政党だったのですが、さまざまな事情によって「左右混在」なのが現状です。特に90年代の自民党は、金丸信や、当時は自民だった小沢一郎、河野洋平のような「売国」政治家によって左傾化し、旧社会党に政権を奪われる状態まで堕落したのです。

支持基盤については、共産はいうまでもなく、日本に30万人近く存在するといわれる共産党員です。立民は、基本的に連合や自治労のような労組系団体や、日教組、そして民団などです。これは旧社会党から引き継いだ支持基盤でもあります。公明の支持基盤は、当然のことながら創価学会員です。自民は、経団連などの団体や多額の献金をする企業なども支持基盤となっていますが、それぞれの議員などが持っている「票田」にも支えられています。

共産と立民の強みは、組織票とメディアによる擁護です。特にメディアは共産や立民にとって不都合な情報を隠蔽し、自民に対して重箱の隅をつついて攻撃します。公明は組織票も強みですが、最強の宗教団体である創価学会の豊かな資金力も強力です。なぜなら創価学会は、会員への宗教ビジネス、聖教新聞や潮出版など創価学会系企業の収益、創価大学や創価学園の収益など、さまざまな資金源を持っており公明党という政党の力を超えた巨大な財源を持っているのです。自民は、共産・立民・公明のような強力な組織票はありませんが、それでも日本のサイレントマジョリティである保守層からの幅広く根強い支持が強みです。

外国との関係では、共産はもともとは旧ソ連のコミンテルンの支部としてスタートしたのですが、ソ連崩壊後は特定の外国との関係性は強くありません。よく勘違いされるのは中国共産党との関係ですが、歴史的に仲が悪いのが実態です。
立民は民団との関係で韓国、そして旧社会党の流れで北朝鮮との関係が強い政党です。また対米国という観点では米国の民主党とは協調します。逆に米国の共和党とは協調しません。

公明はなんといっても中国ファーストです。これについては過去の記事にまとめてあります。

そして自民は基本的にアメリカとの関係が強いのですが、公明に次いで中国との関係も強い政党です。

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目標・展望、国家観など

共産がめざすのは常に共産主義社会であり、国家をなくし天皇や現国家・政権を崩壊させることです。立民は共産ほどではありませんが、社会主義的な価値観で国家を弱体化させたいと考えています。したがって、共産と立民には「国益」という概念はなく「民」の利益を重視して反日・反政府になります。

公明は宗教団体系政党ですので、創価学会が一番になる日本、および、世界への布教をめざしています。創価学会は、真剣に、キリスト教・イスラム教と並んで創価学会が世界の3大宗教のひとつになることを目標としているのです。そして、日本人が古来から信じてきた神道などの価値観を否定する反日思想を持っています。

これだけ反日政党だらけの中で、自民だけが「国民政党」「日本らしい日本」を掲げています。自民は一枚岩の政党でなく左右混在で親中・親韓の政治家も少なくありませんが、基本的に党として「日本」「国民」「国益」などを掲げていることは評価すべきでしょう。

国家観については、共産は「国家」の概念がないので論外で、立民は国家は否定しませんが、「多様性」「共生社会」などのキーワードによって「日本らしい日本」を否定します。公明も創価学会の布教のために「日本らしい日本」すなわち天皇や神道を否定します。

やはり自民だけが、「天皇」を中心とした日本国と日本国民の統合をめざしています。

そして、共産・立民・公明の3党は日本の弱体化を望んでるため、いわゆる自虐史観、すなわち、「日本は侵略戦争を起こした犯罪国家」という、間違った歴史認識をテコとして利用するのです。

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(その2に続く)

 

参考情報

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