夫婦別性に反対!【絆を紡ぐ会】を支持します!

夫婦別性に反対!【絆を紡ぐ会】を支持します!

選択的夫婦別姓に反対する「『絆』を紡ぐ会」

11月25日に、選択的夫婦別姓に反対する高市議員や山谷議員、片山さつき議員らが発起人となって、自民党の有志議員による議員連盟「『絆』を紡ぐ会」が初の会合を行いました。これによって、家族や地域社会の絆を重視し、活力ある国づくりを目指すとしています。

当ブログ「杉並自然保守」ではこの「『絆』を紡ぐ会」を支持していきます。

選択的夫婦別性の賛否両論

選択的夫婦別性の導入には、自民党を除くほぼ全ての政党が賛成しています。自民党は党として基本的に反対の立場をとっていますが、稲田朋美氏や野田聖子氏は賛成しており、自民党内でも賛否両論が分かれる状況です。

選択的夫婦別性の賛成派によれば別性のメリットは「仕事に支障が生じない」「結婚のハードルが下がる」といったものです。これに対して反対意見は「夫婦別姓は家族の解体を意味する。家族の解体が最終目標であって、家族から解放されなければ人間として自由になれないという左翼的かつ共産主義のドグマだ」という安倍晋三元総理大臣の言葉に代表されるでしょう。

2015年には、苗字が選べないことは憲法違反として、選択的夫婦別姓を求めた事実婚の夫婦らが国を相手取り、裁判を起こしましたが、最高裁の判決は「夫婦同姓の規定は“合憲”」となりました。

なお、11月18日に「選択的夫婦別姓についておよそ70%の人が賛成と答えている」というニュースが報じられましたが、これは市民団体の「選択的夫婦別姓・全国陳情アクション」という推進団体が行った調査の数字ですので、鵜呑みにはできません。

夫婦別姓を導入した海外では

賛成派がよくいうのが「海外では夫婦別姓が標準」ということです。では、夫婦別性を導入した国では何が起きているでしょうか?日本の選択的夫婦別性に最も近いとされるスウェーデンでは、離婚率が高く結婚は多数派ではなくなっているという状況があるようです。

スウェーデンの離婚率は五〇%(対婚姻件数比)を超え、平均的な婚姻年数はわずか十年と短い。また、事実婚を含めた同棲カップルが非常に多いことも特徴的で、二十歳から二十四歳のカップルに限れば、同棲が六一%を占め、既に結婚は多数派ではなくなっている。その結果、毎年生まれる新生児の約半数が非嫡出子であり、その非嫡出子の九五%は同棲カップルから生まれている。

日本政策研究センター  「夫婦別姓論議・なぜ「スウェーデン」は語られないのか」より

なお、海外の多くの国では各国それぞれの伝統を踏まえつつ、同姓(もしくは別姓)を原則とし、例外的に別姓(別姓の国においては同姓など)を認めるという方式を採用しているため「海外では別性が標準」という言い方をもって別性を自由に選べる「選択的夫婦別性」を推進する理由にはならないでしょう。

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