ステルス左翼にご注意!

ステルス左翼にご注意!

ステルス左翼とは

本記事のタイトルは、小林ゆみ杉並区議会議員の著作「君が代を歌えなかった私が、政治を目指した理由」から拝借したものです。「ステルス左翼」とは小林ゆみ議員の造語で、「目に見えない左翼」のことです。これに対して目に見えやすい左翼とは、1960年代に盛んだった学生運動に参加した学生たちや1972年に「あさま山荘事件」を起こした日本共産党系のテロ組織「連合赤軍」のようなものです。このようなレガシーな左翼の目的は共産主義思想の根幹である「革命」であり暴力や破壊をともなう過激な活動を行います。

一方でステルス左翼は、一見それとわからないもので、小林ゆみ議員によれば、彼らに利用されやすいトピックがあるということです。たとえば「女性の権利」「LGBTの権利」「環境」「動物愛護」といった最近話題になりがちなキーワードで活動している団体や政治家にステルス左翼が多いのです。ステルス左翼の目的は「経済活動の鈍化」「家族の絆を弱める」「伝統やモラルの破壊」といったもので、遠巻きに「国家の弱体化」を狙います。

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また、ステルスというほど目に見えないものでなく、もう少し目に見えやすいソフト左翼・軟式左翼が多いのがテレビ・新聞などマスコミ、そして大学関係者です。左翼教授の声が大きい大学といえば、なんといっても東大でしょう。たとえばこのような方々です。



女性の社会進出の裏には何が隠されていたか

最近は「女性が活躍する社会」「男女共同参画」といったキーワードで「女性の社会進出」について話題になりがちです。このような女性の社会進出を推進した先駆的な運動が1960年代後半から1970年代前半にかけて欧米を中心に広がった女性解放運動「ウーマンリブ」です。このウーマンリブの裏に隠されていた意図について興味深い動画をYoutubeで見ることができます。語っているのは、エディー・マーフィー主演の『大逆転(Trading Places)』などの映画を手がけた映画のプロデューサーのアロン・ルーソ(AaronRusso)です。この動画によれば、ウーマンリブとは、簡単にいえばロックフェラーによる工作だったのです。

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「ウーマン・リブは何だったと思う?」って。そのとき僕は型にはまった考え方で「女性は働いて男性と同等の給料を得る権利があると思うし、丁度女性たちが投票権を勝ち取ったのと同じさ」と言ったら笑い出して「お前はバカだな」と。

「あれが何だったのか教えてやろう。俺たちロックフェラーが資金を出したんだよ。俺たちがウーマン・リブを後押ししたんだ。俺たちロックフェラー財団が全部の新聞やTVで取り上げたんだ」

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主な理由はふたつ。ひとつは、ウーマン・リブ以前は人口の半分に課税できなかった。

つまり一つめの目的は、女性が働くことで税収を増加させることです。

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ふたつ目は、(母親が仕事に行くので)今や子供たちは早くから学校に通う。だから子供たちの考え方を好きなように出来る。彼らを家族から引き離して州が、(公立の)州の職員(教師)が彼らの家族になる。親が教える代わりに学校が家族になる。子供たちにとって教師が家族になるんだ。それらがウーマン・リブの主要な目的だった

そして二つめの目的は、簡単にいえば子供たちを洗脳しやすくすることです。

やはり最近話題になりがちな「フェミニズム」は19世紀からあったもので、20世紀にいったん低迷したものの、その沈滞をうちやぶったのが、「ウーマンリブ」だとされています。ウーマンリブ以前のフェミニズムは「第1の波」、ウーマンリブ成立以後は「第2の波」と呼ぶようです(比較ジェンダー史研究会事務局)。しかし、ウーマンリブの「裏事情」はこのような研究的な資料には取り上げられません。「女性の権利」「LGBTの権利」「環境」「動物愛護」といった耳ざわりがよいトピックには「裏事情」があり、ステルス左翼が潜んでいるかもしれないことに注意しましょう。

参考資料

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