悪夢の民主党が600億円を投じた福島洋上風力発電が廃止へ【再生エネルギーの闇】

悪夢の民主党が600億円を投じた福島洋上風力発電が廃止へ【再生エネルギーの闇】

福島の洋上風力発電、全撤退へ 600億投じ採算見込めず

12月12日に流れてきたニュースです。

このニュースのポイントとしては、以下の通りです。

・福島県沖に設置した浮体式洋上風力発電施設を全て撤去
・約600億円を投じた事業で、採算が見込めない
・洋上風力発電施設は2012年から3基を順次設置し最大の1基は撤去済み

なお、経済産業省は、来年度予算の概算要求に撤去関連費として50億円を盛り込んだ、とのことです。

ちなみに風力発電のブレードはリサイクルできないため、産廃処理する必要があるようです。
つまり、環境に優しいという売り文句の風力発電の実態は環境に優しくないということなのです。これは、同じく、環境に優しいという売り文句の太陽光発電のパネルの廃棄処理が環境に優しくないのと全く同様です。

悪夢の民主党政権によって決定されたムダな事業

では、このようなムダな事業を誰がいつ決定したのでしょうか?
決定されたのは2011 年度で、 3 次補正予算において 125 億円を計上したという資料が残っています。
つまり、当時の民主党政権が決定したムダな事業なのです。

関連していたのは、上記の 石原孟 東京大学教授のほかに丸紅、三菱重工、IHI、日立製作所など日本を代表する名だたる大手企業たちです。

そして、当時はマスコミもこれをもてはやしていたのです。

しかしながら、この事業は壮大な失敗に終わりました。

このあたりの突っ込んだ事情については、「パチンコ屋の倒産を倒産を応援するブログ」に書かれていますので、ご興味のある方はご覧ください。

そんな彼は菅直人が福島第一原子力発電所を水素爆発させた後、太陽光だけではなく風力発電でもなんかやたらと効率が良くなる的な試算をアピールしていました。
(客観的数字に基づいた試算ではなくイメージ作図でしかなかったのですが)

そういうこともあって「洋上風力発電で万事解決」という当時から「嘘こけ」という話が進められたわけで、10年近くやってみた結果「やっぱりやる前から指摘されていた通り無駄でした」というオチで終わりましたというお話です。

なんで共同通信は「民主党政権で予算付けされて行われた事業」ということについては書かないのでしょうかね?

そして同ブログによれば、この再生エネルギーの利権に関して二人のキーパーソン「菅直人」と「孫正義」が浮かび上がってきます。この二人が「太陽光発電」の推進に深くかかわっていて、結果的に太陽光発電のためのメガソーラーが日本各地で自然破壊の問題を起こしています。

民主党政権とは何だったのか

現在2020年12月において、世界において新型コロナウィルスによる危機が続く中、日本の現政権のコロナ対策や経済対策、あるいはGoToキャンペーンのような施策に対して、立憲民主党など野党の批判が絶えません。

しかし、思い出してください。2011年に発生した東日本大震災による国難の中、政権与党だった民主党は、これといった回復策も打ち出せず、現政権が実施した国民向け10万円の給付金や企業向けの持続化給付金のような経済対策・企業支援策もなく、GoToキャンペーンのような観光関連産業への支援策もありませんでした。

一方で、彼らは「高速道路の無料化」などの耳ざわりのよい公約をことごとく守らないばかりか、福島の洋上風力発電の事業、あるいは太陽光発電の推進といった国益に寄与しない施策には驚くほど力をいれていたのです。そして、当時の民主党の主要メンバーは現在でも立憲民主党に在籍し国会議員として活動しているのです。

日本国民は、立憲民主党がいかに日本の国益のことを考えていないか再認識し、選挙においては彼らに決して投票しないようにすべきです。

「環境」はステルス左翼の利権の温床

「ステルス左翼」とは、小林ゆみ杉並区議会議員のの造語で、「目に見えない左翼」のことです。小林ゆみ議員によれば、ステルス左翼は、1970年代にいたゲバ棒を持った人たちとは違って、一見それとわからない左翼たちで、「環境」というキーワードは彼ら彼女らに利用されやすいトピックなのです。

そして「環境に優しいエネルギー」といったウソをつきながら自然を破壊し、さらに電力コストを上げて経済活動の鈍化を招き、遠巻きに「日本の弱体化」を狙っているのです。

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