【疑惑は深まった】スリランカ人女性ウィシュマさん問題続報

【疑惑は深まった】スリランカ人女性ウィシュマさん問題続報

ウィシュマさんをしのぶ会

名古屋の入管施設で死亡したスリランカ人女性ウィシュマさんをしのぶ会が5月29日に東京・築地本願寺で行われ、一般献花に400人以上が参列しました。スリランカからは、ウィシュマさんの妹の ワユミさんとポールニマさん、この事案と関わりの深い指宿昭一弁護士、国会議員で立憲民主党・石川大我、社会民主党・福島みずほ、さらにメディアが50人以上、一般献花に400人以上が参加しました。

まずは、夢を追って来日し、不本意に旅立たれたウィシュマさんに追悼の意を表します。

この事案の真相はまだわかっておらず、現在は7月にまとめられる予定の入管からの最終報告待ちです。つまり、現時点で何が真実で、何が問題なのか、誰に責任があるか、全くわかっていない状況です。それにも関わらず、朝日新聞の記事のように「なぜ入管は殺した」と、あたかも入管を悪と決めつける印象操作は極めて悪質かつアンフェアです。

現在、ほぼ全てのメディアが入管に問題があるかのような報じ方をしていますが、5月末の現時点においては、入管に問題があるという根拠はありません。

逆に左派メディアからすれば、最終報告が出て真実が明らかになる前の今こそが、好き勝手に憶測記事やニュースをだせるときなので、ここぞとばかりに毎日のように、入管が悪い、政府が悪い、という印象操作のニュースを流しています。そして、根拠となる事実が不明確なままにメディアが過激に煽るから、真実は遠ざかり疑惑は深まる一方です。これは「モリカケ」と全く同じ手法で、火のないところに煙をたたせる左派メディアの戦法です。

今回のウィシュマさんをしのぶ会がこの戦法の一環として、参加した50人以上のメディアが、こぞってニュースを流すことを会の目的の一つとしていたことは、右派が追い出されたことからわかります。

このような状況の中、ウィシュマさんの事案について、新たに3つの「疑惑」が浮かび上がってきています。

疑惑1. 支援団体が「病気になれば仮釈放」と助言したのか

この事案のひとつのポイントは、2020年8月に不法滞在者として入管に収容され、2021年3月まで半年以上の長期収容になってしまったことです。ウィシュマさんは、もともと帰国するつもりで自ら出頭していたので、長期収容は不本意であるはずです。新型コロナウイルスの影響により、帰国が困難になっていたとは思われますが、通常1ヵ月+延長1ヵ月の収容が半年以上になるのは長すぎます。

ここでひとつわかっているのはウィシュマさんが「支援団体」から「病気になれば仮釈放してもらえる」と言われたことです。入管からの中間報告でも支援団体と面会を重ねる中で、スリランカへの帰国希望を撤回したと記されています。

「病気になれば仮釈放してもらえる」といわれたことと、実際に体調を崩したこととの因果関係は不明ですが、入管のWebサイトの「現行入管法の問題点(入管法改正の必要性)」によれば、

〇 収容に関しては,収容された外国人の一部が,自らの健康状態の悪化を理由とする仮放免の許可を受けることを目的として,食事をとることを拒むハンガーストライキに及ぶという問題が生じています。

入管 Webサイトより

という認識があります。

この点は、入管サイドが明確にすべき最重要のポイントでしょう。そして、「病気になれば仮釈放してもらえる」といわれたのであれば、支援団体の「誰が」「いつ」「どのようなニュアンス」ということも明確にすべきです。

疑惑2. 支援団体はなぜ「帰国」を支援しないのか

今回の事案で、中心となっている支援団体は、名古屋の入管を対象として活動する「START ~外国人労働者・難民と共に歩む会~」です。この団体のWebサイトの情報によれば、

週2回、多い時は週4回のペースで、亡くなったスリランカ人女性と面会をしていました。

START Webサイトより

とのことです。そして、

「面会のたびに、入管の処遇部門や審判部門に対して、点滴投与、入院治療や、即時仮放免を申し入れていました。1回目の仮放免許可申請(1月4日受理)」では、その理由に、病気治療をあげていません。なぜなら、元気だったからです。

START Webサイトより

とのことです。しかしながら、仮放免の申請は許可されません。

この理由は明らかにされていませんが、外部から客観的に見るとこのようなデータがあります。

〇 また,仮放免された外国人が逃亡する事案も相当数に上っています。
  令和2年12月末時点(速報値)で,日本からの退去が確定した後,仮放免中に逃亡して手配されている外国人は,400人余りいます。

入管 Webサイトより

そして、仮放免中の逃亡に占める割合が最も大きいのは「スリランカ」なのです。

ソース:収容・仮放免に関する現状(入管)

また、仮放免中に逃亡して手配中の外国人のうち1割弱の約40人が、不法滞在といった入管法違反罪以外で懲役・禁錮1年超の実刑判決を受けていたということもあり、簡単に仮放免にするわけにはいかないのではないでしょうか。

疑惑3. 支援団体とは?なぜ彼らは「帰国」を支援しないのか?

そもそも、この「支援団体」とはなにか?「START ~外国人労働者・難民と共に歩む会~」のWebサイトを見る限り、NPO法人のようなものではなく、代表者も電話番号もなく、連絡先もフリーのメールアドレス(ヤフーメール)があるだけです。

そして、STARTのWebサイトの「団体紹介」をみると、「日本で生活する外国人労働者・難民の方々への支援団体」として、現在6万人いるとされる「アジア諸国からの非正規滞在者(在留資格を持たない者。主にオーバーステイ。)」と難民への差別・抑圧と闘い、外国人労働者・難民の人権を守るために活動する、といったことを理念としているようです。

つまり、彼らの言葉で「非正規滞在者」「オーバーステイ」と書いていますが、それは入管に収容されている「不法滞在者」であり、これを仮放免させるのが当座のゴールなのです。

ウィシュマさんの事案においても、再三にわたり、仮放免を要求していますし、今年の1月には「名古屋入管へ、コロナに関する申し入れ(1月15日)」と題して、新型コロナウィルスの対策として、原則的に収容場の被収容者全員に、仮放免許可を与えることを求める申入書を提出しています。

ちなみにSTARTと同様の支援団体として、主に東京で活動している「BOND(外国人労働者・難民と共に歩む会)」、および、主に大阪で活動している「TRY~外国人労働者・難民と共に歩む会~」があります。両団体ともにSTARTと同様に、新型コロナウィルスを理由に、東京および大阪の収容場の被収容者全員に、仮放免許可を与えることを求めています。
想像してみてください。東京・大阪・名古屋の不法滞在者が全員仮放免されるという絵を。
それが「支援団体」が望むことなのです。

そして、不法滞在者の仮放免をゴールにする支援団体と協力する弁護士らにとって、日本の法律と本来の使命に従って不法滞在者を送還することをめざす入管とは利害が相反します。
簡単に言えば支援団体・関連者にとって入管は敵なのです。

これらの支援団体の活動の背後には、政治的なものがありそうですが、現時点では、全く事実関係がつかめません。しかしながら、なぜ、ウィシュマさんをしのぶ会が築地本願寺のような一流の場所で、立憲民主党や社民党の政治家や、50人を超えるマスコミなどを集めて行うことができたのか?そして、なぜ、支援活動の言動・行動がほぼリアルタイムにマスコミに伝わり大きく報じられるのか「謎は深まるばかり」です。

これらの疑惑をなるべく早くに明らかにすることこそがウィシュマさんに報いることになると思います。

参考情報

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